著者:ひまわり
こんな方にこの記事が役立ちます
・昆虫好きのお子さんがいて、キャメロンハイランドへの旅行を検討している方
・マレーシア在住中にキャメロンハイランドを訪れたい方
・イポー経由2泊3日の旅行コースを知りたい方
・現地在住経験者のリアルな旅行情報を知りたい方
マレーシアに赴任が決まって以来、「キャメロンハイランドに行きたい」と思い続けていました。
きっかけは、渡航前にテレビで見たキャメロンハイランドの昆虫採取の番組です。当時昆虫に夢中だった子どもがテレビに食いついて見ており、わが家の「マレーシアに行ったら行きたい場所リスト」の筆頭に挙がっていました。
実際に訪れたのはマレーシア赴任から数ヶ月後。イポーに1泊してからキャメロンハイランドへ向かう2泊3日の旅でした。
結論から言うと、昆虫好きの子どもがいるご家庭には特におすすめできる旅行先です。それ以外の方にも、高原にある避暑地のため過ごしやすく、紅茶農園見学やいちご狩りなど、家族で楽しめる要素がありお勧めの旅行先になります。
※ 本記事は2022年〜2025年までのマレーシアに滞在した実際の体験に基づいたものです。料金・営業時間は変更になる場合がありますので、最新情報は各施設の公式サイト等をご確認ください。
基本情報・アクセス
クアラルンプールからのアクセス
キャメロンハイランドへはクアラルンプールから車で約4時間かかります。ルートは大きく2つあります。
①最短ルート(直行)
所要時間は短いですが、山道が激しく運転・同乗者への負担は大きめです。
②Simpang Pulai経由
やや遠回りになりますが、山道の負担が比較的少なく、子連れ・長距離ドライブには向いています。わが家では子どもへの負担を考えてこちらのルートを選びました。
キャメロンハイランドへの道は一本道になります。渋滞が発生しても回避する方法がありません。休日は渋滞が非常に激しいと聞いており、行けるなら平日がおすすめです。
旅行時期について
わが家が訪れたのは8月(乾季)でした。家族旅行以外で2月(雨季)にも訪れましたが、キャメロンハイランドを訪れるにあたっては、旅行時期をあまり気にしなくて大丈夫です。乾季でも激しい雨が降ることはありますし、雨季でも1日中雨が続くことは稀であり、基本的に年中旅行可能です。
旅程・宿泊
1日目:クアラルンプール→イポー(車で約3時間)→観光(昼食、旧市街散策等)→イポー泊
2日目:イポー→キャメロンハイランド(車で約2時間半)→観光(寺院、バタフライガーデン、野菜直売所)→キャメロンハイランド泊
3日目:観光(紅茶農園)→クアラルンプールへ帰路(Sinmpang Pulai経由・約4時間)
宿泊はBooking.comで予約しました。わが家では、家族旅行では基本的に★3〜4のホテルを選んでいます。キャメロンハイランドで最も格式が高い宿はキャメロンハイランドリゾートで、英国統治下のコロニアル建築のリゾートホテルであり、優雅な雰囲気を楽しめます。わが家は予算の都合で別の宿に泊まりましたが、キャメロンハイランドは、高原リゾート地として有名であり、他にも選択肢が豊富にあるのも魅力です。
なお、我が家での宿泊費は、家族4人(うち子供2人)で約RM400でした(当時)
1日目:イポー観光
イポー名物「もやし」は必食
キャメロンハイランドへの途中に立ち寄ったイポーで、まずおすすめしたいのがもやし料理です。
イポーは石灰岩地形(カルスト地形)由来のミネラルを含む水で育てたもやしが有名で、食感がシャキシャキとして非常に美味しいです。中華系のチキンライスのお店で提供されることが多く、わが家ではLou Wong Restaurantを訪れました。さっとゆでて醤油ベースで味付けされており、チキンともよく合い美味しかったです。
なお、付近には、他にもOng Kee Restaurantなど、チキンライスともやしを出す有名店があります。


南天洞(ナムティエントン)寺院
南天洞寺院は、イポーの石灰岩地形を活かした洞窟寺院のひとつです。カルスト地形の洞窟を利用した独特の雰囲気があり、見応えのある寺院でした。ただし小さな子どもには少し退屈だったようで、わが家は短時間の滞在となりました。イポーにはこのような寺院がいくつかあり、歴史や文化に興味がある方にはおすすめです。


イポー駅とコロニアル建築の旧市街散策
白亜の美しい外観が特徴のイポー駅は、イギリス統治時代に建てられたコロニアル建築で「イポーのタージ・マハル」と称されています。旧市街を散策しながら、歴史的な建築物を眺めるのもイポーの楽しみ方のひとつです。こちらも実のところ子どもたちには刺さりませんでしたが、大人には魅力的なスポットです。
オールドタウンホワイトコーヒー(発祥の地)
マレーシア全土で展開する人気コーヒーチェーン「オールドタウンホワイトコーヒー」の発祥地がイポーです。旧市街にあるパダン店でまったりと過ごしました。
→ オールドタウンホワイトコーヒー パダン店(Google Maps)
2日目:キャメロンハイランド観光
バタフライガーデン
キャメロンハイランドに着いてまず向かったのがバタフライガーデンです。
マレーシアの国蝶・ラジャブルック(アカエリトリバネアゲハ)をはじめ、コーカサスオオカブトなどの昆虫類、その他、ヘビ・サソリ・鳥類など多種多様な生き物を観察できます。チョウは園内で放し飼いにされており、間近で観察できます。
子どもたちは日本では見られない昆虫に興味津々で、非常に喜んでいました。
入場料:大人RM15・子どもRM8(当時)
ちなみに余談ですが、クアラルンプールにもバタフライパークがあり、ラジャブルックはこちらでも見ることができます。




CHITOSE直売所
キャメロンハイランドは高地の涼しい気候を活かした施設園芸が盛んで、東南アジア屈指の農業地帯です。クアラルンプールにお住まいの方はスーパーでおなじみかと思いますが、日系企業のCHITOSEはここでいちごやトマト、ホワイトコーンなどのフルーツ・野菜などを生産しています。新鮮で日本と変わらぬ品質のものが直売所で購入できます。マレーシア滞在中に重宝していた食材の生産地を実際に訪れることができ、感慨深かったです。


昆虫ナイトツアー(ライトトラップ)
キャメロンハイランド旅行のハイライトは、夜に参加した昆虫ナイトツアーです。
初めての旅行だったため、現地系の代理店などがよく分からず、現地に進出する日系の代理店を通じて申し込みました。ジープで山奥まで移動し、白い布に強烈な光を当てて昆虫を集めて観察する「ライトトラップ」という手法で昆虫観察を行います。
光を当ててしばらくすると、どんどん昆虫が集まってきます。大きなクワガタムシ(フィモラリスツヤクワガタ)が飛んできた瞬間は、子どもが大興奮。種をその場ですぐに同定できるほど詳しくなっていた子どもの姿が印象的でした。カレハカマキリ・ナナフシ・セミなど日本では見られない現地の昆虫を観察でき、非常に良い体験になりました。
なお、かなりの数の昆虫が集まってきますが、数としては蛾が圧倒的に多いです。虫が苦手な方にとっては辛いかもしれません。(長袖・長ズボン・手袋をつけ、防蜂網も被ることで直接触れないようにすることは可能です。)
💡 ポイント
昆虫ナイトツアーの費用は家族4人でRM990(ホテルからの送迎込み・当時)でした。




3日目:紅茶農園へ
Cameron Valley Tea House・BOH Tea農園
キャメロンハイランドといえば紅茶農園です。代表的なブランドはBOH Teaですが、訪問当日はBOH Tea農園が定休日だったため、家族旅行ではCameron Valley Tea Houseを訪れました。
茶畑の中を散策し、高台から雄大な景色を眺めながらお茶をいただく体験は格別でした。別の機会にBOH Teaの農園にも訪れましたが、どちらに行かれても、マレーシアの雄大な紅茶農園の景色を楽しめます。
なお、いちご狩りも有名なアクティビティですが、わが家が訪れた日はお休みのところが多く体験できませんでした。訪問前に営業状況を確認することをおすすめします。




キャメロンハイランド費用まとめ
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| バタフライガーデン入場料 | 大人RM15・子どもRM8(当時) |
| 昆虫ナイトツアー | 家族4人でRM990(送迎込み・当時) |
| キャメロンハイランドの宿泊 | 約RM400(家族4人・当時) |
※ IPHOでの滞在費用は除きます。料金は当時のものです。最新の料金は各施設・サービスにてご確認ください。
キャメロンハイランド旅行のポイントまとめ
今回は、イポー含めて2泊3日の旅行となりましたが、小さいお子さんのいる家族連れで訪れる場合のおすすめのポイントは以下のとおりです。
- 昆虫好きのお子さんがいるご家庭には特におすすめ
- 紅茶農園・いちご狩り・CHITOSE直売所など昆虫以外の見どころも豊富
- KLより一段階気温が低く、避暑地としても魅力的
- ホテルの選択肢が豊富(格式の高いリゾートホテルから手頃な宿まで)
一方で、注意点としては以下のとおりです。
- アクセスはKLから車で約4時間・最後は山道でハード
- 一本道のため渋滞回避不可。休日は特に渋滞が激しいので平日がおすすめ
- いちご狩りや紅茶農園は定休日の場合あり。事前に確認を
この記事がキャメロンハイランド旅行を検討している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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