こどもちゃれんじ海外受講の体験記|マレーシアで3年続けてわかった料金・配送・効果のリアル

教育

著者:ひまわり

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こんな方にこの記事が役立ちます
・海外赴任・移住先で、日本の学習をどうフォローするか悩んでいる方
・こどもちゃれんじ・進研ゼミの海外受講のリアルな体験談を探している方
・海外受講の料金・申し込み・配送の実際を知りたい方
・スマイルゼミなど他の選択肢と迷っている方

「海外にいる間、日本の勉強はどうしよう」

マレーシアへの赴任が決まったとき、わが家が真っ先に悩んだことのひとつです。子どもたちはインター校に通うことになり、日々の学習は英語漬けになります。いずれ日本に帰る前提で、日本の学習のフォローをどうするか。

わが家が選んだのは、こどもちゃれんじ(進研ゼミ)の海外受講でした。マレーシア滞在の約3年間、毎月届く教材を続けました。

この記事では、海外受講の仕組みと申し込みの注意点、気になる料金・配送のリアル、そして「実際どこまで効果があったのか」を正直にお伝えします

※本記事は実際の受講体験に基づく個人の感想です。料金・制度は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

わが家の受講の全体像

上の子下の子
受講歴渡航前から園児向けを受講→継続日本では未受講→渡航を機に開始
渡航時の講座チャレンジ1年生すてっぷ(年中相当)
期間マレーシア滞在の約3年間同左

上の子は、渡航前から園児向けのこどもちゃれんじを受講していて、毎月届く教材を楽しみに、遊び感覚で自然に取り組んでいました。渡航にあたって日本の学習フォローに課題意識があり、それまで楽しく続けていた実績と、本人の希望から、海外受講を選びました

下の子は日本では受講しておらず、上の子の教材のおさがりを時折使っていました。渡航が決まった際、おさがりはかなり使い古されていたこと、荷物を絞る中で古い教材を持っていきたくなかったこと、本人も「やりたい」と言い出したことから、渡航を機に受講を始めました。

海外受講の仕組みと、申し込みの注意点

こどもちゃれんじ・進研ゼミの海外受講は、日本の教材がそのまま海外の住所へ郵送されてくる仕組みです。申し込みは、ベネッセの海外受講サイトから行えます。

ここで、注意点をひとつ。

国内受講から海外受講への「切り替え」はできません。 渡航前は日本で受講していましたが、そのまま住所変更で継続とはいかず、一旦解約して、海外受講として改めて申し込む必要がありました。これは、海外受講の契約先がベネッセではなく販売会社になるためです。渡航前のバタバタの中で漏れがないように、継続を考えている方は早めに手続きすることをおすすめします。

料金|国内受講との差は正直大きい

海外受講費は、国・地域によって異なります。郵送費がかかるため、日本から遠く、輸送コストがかかる地域ほど高くなる傾向があります。

参考までに、マレーシアと日本の受講費の比較は次のとおりです。

月あたり受講費
チャレンジ1年生(マレーシアで海外受講)8,730円(2026年2月時点)
チャレンジ1年生(国内・毎月払い)4,080円(2026年7月時点)

国内の約2倍。正直、安くはありません。

国・地域別の受講費の詳細は、ベネッセの海外受講サイトでご確認ください。

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※海外受講をご希望の場合は、ベネッセの「海外受講専用サイト」からのお申し込みになります。上記リンクは日本国内での受講・資料請求向けです。

配送のリアル|遅れるどころか、早く届いた

「海外への郵送って、ちゃんと届くの?遅れない?」——これが一番心配な点だと思います。

わが家の場合、教材は毎月、遅延なく届きました。それどころか、クアラルンプールでは1ヶ月近く早めに届いていました。配送面のストレスは、3年間全くありませんでした。

ただし、注意点もあります。検疫や通関・配送上の理由で、一部の教材は海外に送られません。わが家でも、植物の種などは届きませんでした。代替対応は特にありませんが、これは仕組み上仕方のないことだと思います(この点は海外受講サイトにも明示されています)。

電池で動く教材は、現地の電池でOK

チャレンジを受講すると、毎月のように電池で動き、楽しく学べる教材が届きます。小型ゲーム機のようなもので計算や漢字を学ぶもの、都道府県の歌が流れるものなど様々ありました。乾電池の仕様は国際規格に準拠しているため、マレーシアで購入した電池で全く問題なく使えました

使い方|「1日1チャレ」15分で習慣化

わが家では「1日1チャレ」を合言葉に、毎日約15分、習慣として取り組みました。

日本の教科書を使った学習も家庭で行ってましたが、ボリュームが大きく、インター校の宿題や英語の家庭学習もある中で、どうしても遅れがちでした。その点、チャレンジの分量は1日15分程度と無理がなく、毎月きちんと完走できる量だったのが、続いた大きな要因だと思います。上の子は時々面倒くさがって数日分たまることもありましたが、1回の分量が少ないので、月単位ではすべて取り組めていました。

赤ペン先生の課題はオンラインで提出できるため、海外からでも全く問題ありません。課題を出してポイントを貯め、景品と交換するのを、子どもたちは楽しみにしていました。

付属教材も活躍しました。ひらがなを学ぶキーボード、歌で九九覚える教材、計算や漢字を学ぶゲーム機型の端末など、遊び感覚で使えるものが多く、時間のあるときに自分から手に取っていました

効果は教科で差が出た|正直な評価

ここが一番お伝えしたい部分です。約3年続けて、効果には教科ごとに差がありました

国語|ポイントは学べる。でも、それだけでは足りない

チャレンジは、教科書で学ぶ内容のポイントがコンパクトにまとまっており、日本の教育の概要を押さえるには優れた教材だと思います。

ただし、正直に言うと、チャレンジだけで国語は十分ではありませんでした。1日15分の学習量は、日本の子どもたちが授業と宿題でこなす量に比べれば、かなり少なく当然の結果です。

わが家では、チャレンジに加えて、無償配布の教科書(渡航前は海外子女教育振興財団にて、渡航後は在外公館で申し込めます。)の音読、漢字ドリル(クアラルンプールでもKLCCの紀伊国屋書店などで入手できます)、日本人会の図書館に隔週で通い読書習慣をつけることでフォローしました。

それでも、漢字の書き取りだけは、かなり遅れていたのが実情です。帰国後、毎日のように書き取り練習を重ねて今は不便がなくなりましたが、漢字は「繰り返し書く量」がものを言うと痛感しました。

算数|インター校との補完で、ちょうどよかった

一方、算数はインター校でも学ぶため、実はあまり不便がなく、チャレンジは日本式の学習を補う教材としてちょうどよいと感じました。

特に有用性を実感したのが、九九を歌で覚える教材です。

通っていたインター校では、かけ算の「仕組み」は学びますが、九九の暗記はありません。宿題などを通じた計算の反復練習も日本の学校と比べるとかなり少ないです。そんな中、チャレンジの歌の教材が楽しかったようで、子どもは勝手に九九を覚えていきました。インター校の勉強だけでは算数の学習量はやや少なかったのですが、それを補完する形で日本の教科書とチャレンジで計算練習を重ね、算数の力はしっかりついたと感じます。

余談ですが、通っていたインター校の日本人の子どもたちは算数が得意な子が多い印象でした。おそらく各ご家庭で、九九の暗記や計算練習をしっかりフォローされているのだと思います。

園児向け(下の子)|「毎月おもちゃが届く」感覚で基礎づくり

下の子は園児向けの講座だったので、エデュトイやゲーム感覚の課題が中心。毎月新しいおもちゃが届く感覚で楽しく取り組んでいました。

とはいえ中身は、ルールを覚えて計算を伴うすごろく、ブロックを組み合わせてものを作る教材、ひらがな・カタカナ、図形、時計の学びなど、就学前の学びの基礎を遊びながら押さえられる内容です。楽しさと学びのバランスがよく考えられていると感じました。

海外受講ならではの限界も

使いにくいというほどではありませんが、海外受講ならではの限界もあります。

理科で扱う季節の生き物(花・鳥・昆虫)は、常夏のマレーシアでは実感がともなわず、机上の学習にとどまりました。節分や七夕といった日本の行事も同様で、実体験は伴わず、教材で「見る」に留まります。

ただ、これは裏返しでもあり、マレーシアでは、イスラム教のラマダン、中華系の旧正月、インド系のタイプーサムなど、多民族国家ならではの行事を肌で体感することができました。海外生活ならではの貴重な経験はできたかなと思っています。

スマイルゼミとの比較|周囲で多かったのはタブレット派

ここは、わが家が実際に使ったわけではないため、体験記ではなく、周囲の利用実態と公式の料金情報に基づく比較としてお読みください。

インター校の日本人家庭では、帰国を見据えて日本の学習をフォローしている方が多く、体感的にはスマイルゼミを使っている方が多かった印象です。

こどもちゃれんじ/進研ゼミ(海外受講)スマイルゼミ
月額(小1の例)8,730円(マレーシアの場合・2026年2月)4,730円(月払い)
※専用タブレット代(10,978円)が必要。
海外での追加料金国・地域別の海外受講費
教材の形紙教材+エデュトイ等の現物が毎月届くタブレット完結
学習場所自宅など(机と鉛筆を使える場所)時間と場所を選ばない

スマイルゼミは海外でも追加的な料金がなく、こどもちゃれんじと比べるとかなり安価です。スクールバスでの通学中にタブレット学習する子もいましたが、場所を選ばない手軽さは大きな強みだと思います。

一方、チャレンジの特徴は現物が届くこと。紙の教材に鉛筆で書いて学ぶこと、エデュトイなどの実物を手で扱って学べることは、タブレットにはない価値です。

わが家がチャレンジを選んだのは、渡航前から続けていてキャラクターも含めて子どもに馴染みがあったこと、そして何より、現物の教材が届くのを毎月楽しみにしていたからです。その「楽しみにしている取り組み」を渡航後も続けて、学びにつなげたいという思いが大きかったです。

帰国時のこと

正直にお伝えすると、わが家は帰国を機に解約しました。どのみち海外受講と国内受講は契約先が異なるため一旦は解約が必要になりますが、帰国後は日本の学校に通い、まずは日々の宿題(音読・漢字の書き取り)を家庭学習の中心に据える方針に切り替えたためです。帰国後の日本の小学校への適応までの記録については、こちらの記事に詳しくまとめています。

まとめ|安くはない。でも、3年間続けられた

こどもちゃれんじの海外受講、わが家の総括です。

料金は国内の約2倍で、正直安くはありません。教育は効果が計りにくいものなので、「コスパ含めてこれが正解だった」と言い切ることはできません。

それでも、慌ただしい海外生活の中で、3年間コツコツと続けることができた教材でした。1日15分の無理のない分量、毎月現物が届く楽しみ、遊び感覚の付属教材。英語の習得・インター校での学習で大変だった中、「続けられた」こと自体が、大きな成果だったと思います。

どのような方に向いているかを整理すると、こんなイメージです。

  • 現物教材・鉛筆で書く学習・エデュトイを重視する家庭、国内受講で効果を感じている方の継続 → こどもちゃれんじ/進研ゼミの海外受講
  • 費用を抑えたい、場所を選ばず手軽に取り組みたい家庭 → スマイルゼミなどタブレット教材も有力

チャレンジが向いているご家庭、他の手段が向いているご家庭、何がよいかはご家庭ごとに様々だと思います。この記事が、同じような境遇にいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。

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海外赴任前後の準備・学習については、こちらの記事もあわせてお読みください。

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